疾患とどう付き合う? 気分が落ち込んだときの対処法

  • ・気分が落ち込んだときのインターネット検索は注意しよう
  • ・上手に気分転換を取り入れることが大切

料理やゲームなど、この瞬間に集中できることに取り組む

炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease: IBD)などの慢性疾患は、腰を据えて長く付き合っていく必要があります。治療を長期間続けていると精神的につらいことも多く、果たしてこの治療を続けていいのか、この薬を飲み続けていいのかという不信感から、治療を止めてしまうケースも見受けられます。気分が落ち込んだときにやってしまいがちなのが、自分と同じ症状や疾患を抱える人の口コミ情報などをインターネットで検索すること。落ち込んでいるときはネガティブな情報に目が行きやすく、ポジティブな情報を見つけても「いや、そんなはずはない」と決めつけて、どんどん落ち込んでいってしまいがちです。特に、外出できず家にいるときにSNSなどで友人の投稿を見て、自分が取り残されたように感じてしまうこともあります。そんなときは「今この瞬間に集中できる何か」に取り組むことをおすすめしたいと思います。意識を集中できること、楽にできることであれば、料理でもゲームでもいいでしょう。上手に気分転換することを心がけてください。

森本 愛 先生
森本 愛 先生
森本 愛 先生
インフュージョンクリニック 心理カウンセラー。
2003年に中学校のスクールカウンセラーおよび経営者セミナーなどで講師活動を開始。
2006年にプライベートサロンとして心理カウンセリングルーム『エルモリヤ』を開業し、カラーセラピーや心理療法を織り交ぜた独自のカウンセリングを実践。
2015年からインフュージョンクリニックの心理カウンセラーとして、IBD患者さんの心のケアに携わる。
日本心理学会会員、カラーセラピスト
インフュージョンクリニックHP: https://www.kic-clinic.jp/